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斉藤 敏夫*; 吉川 正人; 瀬口 忠男; 川上 和市郎
EIM-86-128, p.73 - 82, 1986/00
ポリエチレンを熱水中で線照射し、ゲル分率、膨潤比から化学構造の変化および電気絶縁抵抗と機械的特性の変化を測定して、水や熱の効果、酸素の影響を検討し、複合環境における耐放射線性を考察した。 その結果、酸素が存在しない場合、水の影響は殆んどなく、また熱についても90C程度では大きな効果はないこと、酸素が存在する場合、水中では酸素の溶解度が低く、電気絶縁抵抗や機械的特性の低下は緩やかであること、加熱水中では機械的特性は著しく低下し、複合劣化を起こすことなどを明らかにした。
吉川 正人; 瀬口 忠男; 日馬 康雄; 吉田 健三
EIM-85-160, p.73 - 81, 1985/00
原子炉で使用される電線ケーブルの試験法の検討の一環として、エチレンプロピレンゴムの放射線と水蒸気との複合劣化を同時法で行ない、電気絶縁抵抗と吸水膨潤比の測定により検討した。 酸素が含まれない条件では、温度が上昇するにつれて試料内に含まれる水の放射線分解による水酸基などの蓄積により吸水膨潤比が増加するとともに絶縁抵抗が低下した。 酸素が含まれる場合には、40Cから温度の効果が顕著に現われ、吸水膨潤比が増大して絶縁抵抗も急激に低下した。これらの結果は放射線照射後水蒸気曝露した逐次法とは異なるものであった。